1968年ドイツに生まれ、20代に彫金師の専門学校で腕時計に関する専門教育を受け、優秀な成績を修めたヨルク・シャウアー。７年間で400本以上の特注の時計を製作しながら自らの技術力を磨き続けてきた。

自社ブランドを立ち上げてからは、彫金に加えデザイナーとして、組み立て職人としても自信の手を加えた時計を製作。”ウォッチビルダー”を自称する通り、スチールの塊から丹念に削りだしたケースなどは、大量生産品にはない凄みさえ感じさせる。ドイツ製品らしい無駄を省いたミニマルなデザインに魅せられたファンも数多い。

トレードマークともいえるベゼルのビスが絶妙なアクセントになったツーカウンタークロノ。ムーブメントには定評のあるバルジューCal.7750を搭載。

アイボリーダイヤルにブルースチールハンドが好相性。ダイヤル上下に設置されたシルバープレートも相まって、上質感の際立つ２カウンタークロノ。ムーブには名機バルジューCal.7753を採用。

アイコン使用でもある１２個ビス付きベゼルを、丹念に磨き上げられたサテン仕上げの42mm径家イースにセット。クラシカルな２カウンタークロノのフェイスに、特有の存在感を作り出している。

【関連記事】:http://ginnokago.top/

現行のスポーツ系モデルは、そのほとんどが国内定価を超えるプレミアム価格化となったいま、一般的なサラリーマンにとってロレックスは、もはやかなり遠い存在となってしまった感は否めない。

　かといってUSED 狙いにシフトしても、これまた新品価格に引っ張られて、そのUSEDでさえも高騰。手を出しにくい状況は変わらない。

　さらにその影響は現行モデルだけに留まらず、生産終了した旧モデルの価格さえも押し上げた。ユーザーにとってはもはや八方ふさがり状態。そのため「ちょっと手が出ないので諦めた」と言う声をよく耳にする。

　そんなロレックスだが、少し頑張れば手に入れられる価格帯のものがあるのをご存じだろうか。それはデイトジャストやオイスターデイトなどのベーシックなドレス系モデルだ。もちろん現行ではなく旧型。しかも型番が数字４桁の1960〜70年代（一部80年代）まで製造された言わばアンティークなのである。　

　このアンティークのドレス系だが、確かに以前よりも実勢価格はだいぶ上がってはいるが、実はモデルによっては30万円ぐらいの予算でも十分狙えるものもまだあるのだ。

　そこで、今回から3回にわたって以下のドレス系アンティークに注目してみたいと思う。
第1回「手巻きのオイスター」
第2回「オイスター・パーペチュアル」
第3回「デイトジャスト」

アンティーク初心者にもオススメな
20万円台から狙える手巻きのオイスター

　まず初歩的なことで恐縮だが、この時代の自動巻きと手巻きモデルの見分け方に触れておきたい。と言っても難しいことは何らない。文字盤の12時位置に表示されているモデル名を見れば簡単にわかる。自動巻きの場合はOYSTER（オイスター）の次に必ずPERPETUAL（パーペチュアル）と記載されている。時計スーパーコピーオイスターとは防水ケースを意味し、パーペチュアルとは自動巻き機構のことを指す。つまり手巻きモデルにはこのPERPETUALという文字がなくOYSTERだけなのである。

日付け表示が付いた手巻きのオイスター・デイト。右はケース径30mmのRef.6466。左はケース径34mmのRef.6694。「ゼロからわかるロレックス・アンティーク編」より

　さて手巻きのオイスターの魅力は大きく二つある。ひとつは自動巻きに比べて薄くて軽いため着けやすいということ。サイズは30mmのボーイズと34mmのメンズの2種類があり、どちらも小振りのためスーツスタイルにバッチリ決まる。

　写真のように、革ベルトタイプだと、スポーティなブレスタイプとは趣がだいぶ異なり、ぐっと大人っぽく落ち着いた印象に変わる。加えて生産期間も50年代から80年代までとかなりのロングセラーだったこともあり、製造数も多く比較的流通量も多い。そのため年代によってはアンティーク色の強いものから、現代に近いベーシックなものまで、デザインや雰囲気もだいぶ変わり選択肢の幅の広さも魅力のひとつだ。

手巻きの1200系はシンプルな設計で
壊れにくく、メンテナンス費用も安い

　そして二つめは、搭載されている手巻きムーヴメントが優秀だということ。これに搭載の1200系は、そもそもロレックスの自動巻きのベースムーヴメントとして開発されたものの最終形と言われている。そのため完成度は極めて高い。製造期間は1950〜1980年代後半までと40年近くも生産されている。このことからも、いかに完成度が高かったかがおわかりいただけるだろう。しかも、構造がシンプルなために壊れにくく、メンテナンス費用も抑えられるため、アンティークとはいえ、初心者にも比較的にリスクは少ない。

初出は1950年。センターセコンド仕様のCal.1210（デイトなし）とCal.1215（デイトあり）。そしてスモールセコンド仕様のCal.1200がある。耐久性も高く、いまも現役で使える傑作機だ。「ゼロからわかるロレックス・アンティーク編」より

　この1200系だが、1950年に最初に作られたのはCal.1210（デイト表示付きは1215）。その後1967年頃に改良が加えられてCal.1220（デイト表示付きは1225）に変更された。最大の違いは毎時1万8000振動から毎時1万9800振動に振動数が高められた点だ。ロレックス デイトナ コピーもちろん、振動数が高い方が精度は安定する。そのため購入の際はこの点もチェックするといいだろう。

　このように使い勝手、性能と申し分のない手巻きオイスターだが、やはり最大の魅力は何と言っても、いまなお20万円台から流通しているということに尽きる。あまりにも高騰しすぎたロレックス市場において、ある意味では貴重な存在とさえ言えるのかもしれない。

　なお、手巻きのオイスターはロングセラーだったため、様々なバリーションが存在し、レファレンスの数もかなり多い。現在発売中のロレックス専門雑誌「ゼロからわかるロレックス・アンティーク編」にはその詳細を掲載している。気になる人は、ぜひそちらもチェックしてみてほしい。

2021年に発売されたラグジュアリーウォッチから､40～50代にふさわしい逸品をカテゴリーごとに選出する「Precious Watch Award」。今回で3年目を迎えました。2021年も高い審美眼をもつ8人の審査員が、華やかに出そろったニューモデルのすべてを吟味しました。本記事ではペアウォッチ賞を受賞した、オメガ「コンステレーション」をご紹介します。アヴェンチュリンガラスがダイヤルに施されており、「星座」という名を冠するのにふさわしいウォッチです。

2021年に発売されたラグジュアリーウォッチから､40～50代にふさわしい逸品をカテゴリーごとに選出する「オメガ スピードマスター 偽物」。今回で3年目を迎えました。2021年も高い審美眼をもつ8人のプロフェッショナルが、華やかに出そろったニューモデルのすべてを吟味し最高の一本を決定しました。

最新『Precious』1月号では「Precious Watch Award」を総力特集。この記事では、その中からペアウォッチ賞を受賞した、オメガ「コンステレーション」をご紹介します。

中村絵里子
『Precious』ファッションディレクター
（なかむら えりこ）装飾的な美しさと精巧で本格的な中身を両立するレディスウォッチの奥深い世界に興味をもつ。ラグジュアリーウォッチ＆ジュエリーの取材多数。高級ブランドのアーカイブや工房を訪ねる機会も多く、貴重な時計を目にするチャンスに恵まれている。

犬走比佐乃さん
スタイリスト
（いぬばしり ひさの）数々の人気女性誌や、長年担当している鈴木保奈美さんはじめ、女優のスタイリングを多く手がけ、「マダム犬走」の愛称で広く支持されている。30年以上第一線を走り続けているキャリアに裏打ちされた高い審美眼で、時計にも造詣が深い。
1952年に誕生した「コンステレーション」は、ゆうに半世紀を超えて、世界中から愛され続けてきたオメガのフラッグシップコレクション。その間には何度かの繊細なアップデートを重ね、核となるデザインコードは大切に守りながら時代のムードを反映させてきました。

同一コレクションのメンズ、レディスのカップリングによるこの「ペアウォッチ」部門。2020年は、細部のつくりをより現代的にブラッシュアップした、5世代目の「コンステレーション マンハッタン」のペアが選出されました。

このレディスの「コンステレーションマンハッタン」は、アヴェンチュリンガラスが施されたダイヤルが最大の特徴。「星座」という名を冠するコレクションにふさわしく、満天の夜空を彷彿とさせる、神秘的でエレガントな文字盤に、インデックスのダイヤモンドがラグジュアリー感をさりげなく演出します。

「まったく同じデザインではないのに、並ぶと調和して女性は女性らしく、男性は男性らしく。宇宙を腕の上にのせるようなロマンティックさも魅力」（中村絵里子）

左／メンズ「コンステレーション マスター クロノメーター」￥2,300,000 ●ケース：セドナゴールド ●ケース径：41mm ●ストラップ：ラバーライニングされたアリゲーター ●自動巻き・右／レディス「コンステレーション マンハッタン アヴェンチュリンダイヤル」￥3,110,000 ●ケース：セドナゴールド×ダイヤモンド ●ケース径：29mm ●ブレスレット：セドナゴールド ●自動巻き（オメガお客様センター）
オメガ時計 メンズ 人気独自の「セドナゴールド」の優美な輝きがこのうえなくリッチなブレスレットは、リリースボタンにより2mm伸ばすことが可能に。

ダイヤルのアヴェンチュリンガラスはすべて異なる表情を見せるため、ひとつひとつがユニークピース。

厳格な時計精度テストをクリアし「マスター クロノメーター」を取得した高品質ムーブメントを搭載。30mmを切るケースサイズながら、50時間ものパワーリザーブを誇る。

3時と9時位置の爪もややスリムになり、よりモダンに。
「レディス、メンズ、それぞれテクスチャーが異なるブルーとセドナゴールドの対比が綺麗。知性とエレガンスを持ち合わせる素敵なふたりというイメージです」（犬走比佐乃さん）

2020年夏はすでにウブロのためのカラフルな時間だった。過去数ヶ月間、ビッグバンGMTは、“ミリタリーピンク”ビッグバンクロノグラフと一緒にビッグバンGMTのすべての黒の解釈を見てきた最新のリリースのためのブランドは、夏のベビーブルーセラミックと、このソフトピンクのチタンの提供を補完しています。ウブロ スーパーコピー限定版ウブロビッグバンユニコ45スカイブルーは、より大きなサイズときれいな、目を引く新しいcolorwayで解釈された前のリリースで魅力的な「彼とHer」ペアリングを作ります。

ウブロデビュー限定ビッグバンユニコ45スカイブルーウォッチリリース
カラーセラミックは、2019年のラインへの導入以来、ウブロの最も顕著な革新の一つであり、ビッグバンユニコ45スカイブルーの45 mmセラミックケースは、材料とブランドの機能をオフに示しています。複雑な、角のケース形は、若干の劇的な対照のために白い陶製中央のケースのまわりで階層化されるブラシで磨かれた表面のダイナミックな混合で実行されます。つのトーンアプローチは、あまりにも繊細な感じからパウダー青と白の組み合わせを保つ厳しい産業のアンダートーンで、このbeefy、超微細なデザインの複雑さを強調するために役立つ。もちろん、45 mmの幅で、そして、完全な16.3 mmの厚い厚さで、本当に大きいBig Bang Unicoウブロは、適度にスポーティな100メートルの水抵抗のために磨かれた青い陶製ケースバックでケースデザインを終えます。

ウブロデビュー限定ビッグバンユニコ45スカイブルーウォッチリリース
ビッグバン・ユニコ45スカイブルーのスケルトン・ダイヤル・デザインは、過去数ヶ月のウブロのリリースに続くものには馴染みがある。それは、全体的なパッケージは、骸骨の格子状のLatticeworkに統合された大胆なブラッシングされたアラビアのステンシル数字とインデックスの混合によって助けられて、そのスケルトン・ダイヤル・クロノグラフ時代の大部分より大部分は読みにくいと感じます。簡単に読みやすいブルーRehautと3時クロノグラフ下位ダイヤルは、ほぼ完全に同名のスカイブルーで満たされ、最終的な結果は、カラフルで、それが攻撃的でモダンなので、読みやすいです。

ウブロデビュー限定ビッグバンユニコ45スカイブルーウォッチリリース
ウブロビッグバンUNICO 45スカイブルー内の社内HUB 1242ユニコ自動クロノグラフムーブメントは、近年45 mmビッグバンモデルの主役となっているが、技術的に印象的な成果のままです。それはフライバックの合併症を含むだけでなく、列ホイールとダブルクラッチシステムの切望された組み合わせは、このクロノグラフオタクの夢を作るスケルトンダイヤルを介して両方表示されます。HUB 1242 UNICOのためのパフォーマンスは等しく印象的です。そして、28800のBPHビート率で堅牢な72時間の電力保護を誇ります。

ウブロデビュー限定ビッグバンユニコ45スカイブルーウォッチリリース
ウブロは、一対のストラップでビッグバンUNICO 45スカイブルーを提供します。ウブロ – Wikipedia つ目のより多くの人目を引くのは、ケースとハードウェア、ストリートウェアの感じと明るい視覚的なコントラストを提供する、テーピングホワイトベルクロファブリックストラップです。より統合された全体的な観察のために、白い裏地付きの青い隆起したゴムストラップも、提供されます。